製品概要
火花や粉塵などの砥石が抱える問題の解決を目標としたハンドグラインダー用の切削工具です。
用 途 | バリ取り、ビード取り、金型修正、金属加工一般 |
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ワーク | 普通鋼、ステンレス鋼、鋳鉄、複合材など幅広い被削材に対応 |
※切断用ブレードタイプは特注品にて承ります。
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ダイヤモンド砥石は重くて使いにくい?
スーパーサンダーは約100g、一般的なオフセット砥石と変わらない重さです。
ダイヤモンド砥石は母材が鉄になるため「重い」「取り回しが悪い」というイメージあるかもしれません。
スーパーサンダーは母材の厚みが1.5mm、耐熱ステンレスを使用している為薄くても強度があり砥石と変わらない重さを実現しました。
工具断面写真
仕 様
4インチ 研削用
外 径 | 4インチ、7インチ NEW5インチも製作可能です |
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粒 度 | #30 、#40 、#50 、#60 、#80 、#120 |
※砥粒の突出量があるため、 同じ番手でも同じ番手でもレジノイド砥石より加工面が粗くなる傾向があります 。対応するものをご提案しますので、お気軽にお問い合わせください。
特 徴
POINTレジノイド一般砥石に比べ火花が少ない
ダイヤモンド砥粒がワークに対し切削に近い効果をもたらします。発生する切削屑が大きいため火花になりにくく、発生した火花の温度も低い特徴があります。
回転数を下げると火花の差は顕著になりその状態でもスーパーサンダーは切れ味を確保することができます。
- 火花を大幅に減少
- 火花の温度が低い
SS400を研削した場合
- 被削材:SS400
- レジノイド一般砥石♯36とスーパーサンダー#30の火花の比較
SUS304を研削した場合
- 被削材:SUS304
- レジノイド一般砥石♯36とスーパーサンダー#30の火花の比較
POINT粉塵や臭いが少ない
大きな研削屑は粉塵として舞い飛びにくく、長時間の作業でもクリーンな作業環境を実現します。
レジノイド砥石は工具自身が摩耗し粉塵を発生させてしまいますが、ダイヤモンドは多くの被削材に対し硬度で負けることはなく、工具自身が粉塵を発することはありません。
発生する切粉は被削材のみになるので母材としてリサイクルすることが可能です。
また、切削時のプラスチックの焼ける嫌な臭いがなく快適な作業環境に貢献します。
- クリーンな作業環境の実現
- 粉塵・臭いの対策
- 切粉は母材としてリサイクル可能
切削屑の比較
スーパーサンダー
塊が大きく工具の破片等の混入がない
切削屑は母材としてリサイクル可能
切屑写真
一般砥石
切屑写真
点在する茶色の塊は砥石の破片低い温度で燃えてしまう
POINT工具の交換頻度が少なくなる、砥石を用いたラインの自動化にも対応
- 砥石のように摩耗による形状変化がないので、研削位置が変わりません
- 溶着により砥粒を強固に固定、使用途中で砥粒が飛散することはほとんどありません
- 用途に合わせた形状の工具も製作可能です
取り付けの際の注意点
- 工具が形状変化しない為、取り付け時のわずかな振れが使用感や研削性能、工具寿命に影響を与えます。
- グラインダーへの取り付けは、砥石とは異なりますので、ご使用のグラインダーの取扱説明書にてご確認下さい。
使用上の注意
- 工具を研削材に強く押し付けないで下さい。研削能力が低下し、工具の寿命が短くなる可能性があります。
グラインダーの自重程度の力で、十分な研削能力を得られます。